第17回「創造する脳~いのちの始まりの脳科学」
■開催趣旨
赤ちゃんの誕生は、母胎の中でヒトの進化の歴史をたどる壮大で神秘的なドラマといえるでしょう。今回のセミナーでは、胎児の脳が人間として生きていくために、どのように発達していくのか、いのちの始まりの脳科学の世界をご案内しましょう。
胎児医学や胎児心理学の世界的権威トマス・バーニー博士は、妊娠6ヵ月ぐらいから好ましい刺激を胎児の脳に与えれば、脳の成長を促したり、より高度なシナプスの形成ができるとしています。
このような胎児の脳の成長に関わる好ましい刺激とはどのようなものかについて、遺伝子医療の分野から京都大学大学院医学研究科の山田重人先生に、また認知・発達科学の分野から京都大学大学院教育学研究科の明和政子先生に、今わかっていること、これから何がわかる可能性があるのかをお教えいただき、お母さんのお腹のなかから始まる赤ちゃんの人生をいかばかりかでも応援させていただければと願っています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
NCL理事長 多根 伸彦
●日時) 2016年3月14日(月)13:00~17:00
●会場) フクラシア品川クリスタルスクエア ルームG
(東京都港区港南1-6-41 品川クリスタルスクエア3階)
●開催プログラム)
13:00~13:05 開会のあいさつ
13:05~13:45 「研究者支援・開発者支援」授賞式👉2015年度授賞者
13:45~14:55 講演「ヒト胎児の脳発達~かたちで何がわかるのか」山田重人教授
<休憩15分>
15:10~16:20 講演「胎児期からの心の発達と環境」明和政子教授
16:20~16:50 質疑応答ならびにクリエイティブ・ディスカッション
16:50~17:00 閉会のあいさつ
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第16回「創造する脳~笑いが拓く しなやかな思考」
■開催趣旨
予想とまったく違った話のオチ、ちょっとした思い込みや勘違い・・・自分でも思わず笑ってしまったという経験は誰もがお持ちではないでしょうか。笑いは精神の緊張を和らげ、新たな次元へと気持ちを切り替えていくスイッチだと云われています。
今回は、この笑いにスポットをあて、身体性、社会性、脳科学など、いろいろな角度からその本質に迫りたいと思います。また、クリエイティブ・ディスカッションでは、現代生活の固着やこわばりから抜け出し、笑いによってどのように創造的でしなやかな思考や生き方を生み出していくか、その方法も考えてみたいと思います。
皆さんのご参加を心よりお待ちいたしております。
NCL理事長 多根 伸彦
●日時)2015年10月6日(火) 13:00~17:00
●場所)金沢工業大学 東京虎ノ門キャンパス
●開催プログラム)
13:00~13:10 「開会にあたって」多根伸彦(NCL理事長)
13:10~14:20 「笑いと社会脳」苧坂直行(京都大学名誉教授・日本学士院会員)
14:20~14:30 <休憩>
14:30~15:15 「ラフターヨガ」田所メアリー(NPO法人ラフターヨガジャパン代表)
15:15~16:15 「こうすれば伸ばせる!人間の賞味期限」木村政雄(フリープロデューサー・元吉本興業常務)
16:15~16:50 「クリエイティブ ディスカッション」進行 鈴木良次(NCL副理事長)
16:50~17:00 「閉会にあたって」多根弘師(NCL発起人・副理事長)
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