開催の趣旨)
絵を描くのが上手な人とそうでない人の違いはどこにあるのだろうか?
それは、芸術家が無意識に使っている「脳の視覚モード」にあるようです。人は見たと信じている物、見たいと思っている物を見ているといわれています。絵描きの視点は対象物を“ただ見る“という行為にあり、分析的な”左脳モード“の干渉を少なくして、 ”右脳モード”で空間的認識能力を高めているだけなのです。今回は、皆さんに、実際に”右脳モードの視点“を体験していただき、自分の才能や個性的な視点に気付いていただきたいと思います。
ミニレクチャーでは、当会理事の入來篤史氏より「芸術と脳」ついて、お話いただきます。
とにかく、どんどん絵が描きたくなるというのが、このワークショップのねらいです。年齢や性別、経験に関係なく、あの子どもの頃の「わくわく!」「どきどき!」する感覚を思い切り楽しもうではありませんか。 NCL理事長 多根伸彦
【レクチャー】
入來 篤史 Atsushi Iriki
理化学研究所・生命機能科学研究センター・チームリーダー、理研・南洋理工大連携研究センター長、兼任。ほかに、慶應義塾大学客員教授、ロンドン大学(イギリス)客員教授、南洋理工大学(シンガポール)客座教授、カナダ高等研究所フェロー、英国王立医学協会フェロー、リケナリシス株式会社(理研ベンチャー)代表取締役社長。
日 時) 2018年12月22日 (土) 13:00~16:30
場 所) 三城ホールディングス 浜松町本部B・C・D会議室 (東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング10階)
募集定員) 約20名
プログラム)
13:00~13:10 開会のことば
13:10~13:30 ミニレクチャー 「芸術と脳」 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー 入來篤史
13:30~15:45 ワークショップ 「内なる才能を引出そう」 アート&ブレイン主宰 齋藤由江
①逆さ絵を描く 「左脳から右脳への知覚モードを変える 」
②アイハンドコーディネーション 「"1㎜1秒"による手と脳の分離」
③ビューファインダー技法を使ったスケッチ
「自分勝手に見て描いている脳の癖をブレイクして、本来の空間構成の感覚を気づいていく」
15:45~16:15 フィードバック
16:15~16:30 閉会のことば
参 加 費) おひとり 1,000円(画材代) を当日お支払いください。
参加申込み) 参加ご希望の方は下記よりお申込みください。
※本ワークショップの募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。